この猫ちゃんとは、長い付き合いだ。

古い着物の裏布の柔らかい布でないと、このような小さい猫は作りにくい。以前、ばーさん針山なる物を作り、その横に座っていた猫だ。

 

この針山が日の目をみたのは、飛騨の里。

このおばーちゃんによく似たばーさんが実演していてくれた。皆、年を取り、そこにはいませんが。

 

ばーさんといえば、私には94歳と95歳の親友がいる。

二人とも今はディサービスに通うようになっちゃったけど。なぜ親友かと思うのかは、前世では、本当に同じ世代で遊んでいただろうと思うから。じゃなきゃこんなに気があい、話が弾むわけないと。

 

10年間くらい、残り布でデザインしたものを、一人が刺し子、もう一人が縫製と続けてきて。本製品ではないので、安売りで出していたけど、楽しかったな〜〜、

 

「なんや、この古布猫は、”刺し子でデザインする(Sashi.Coのコンセプト)”の原点か〜〜。」とはじめて気がつきましたわ〜〜。

 

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(淳編集後記)

 

嘘のような本当の話で、まだ50代の恵子さんには94歳と95歳の親友がいる。

60歳以上歳の離れた僕にも優しくしてくれて、血の繋がり以上の何かを感じる存在で。

 

僕が家業に戻ったのが2009年頃。

その頃でも90歳ちょっとまえのおばあちゃんと恵子さんとで、刺し子の製品をしっかりと作り続けてくれていたっけ。なんか懐かしくなって泣けてきました。

 

「もう一度世に出してやるからな。」

恵子さんが布に語りかける言葉です。布に語りかける言葉ですが、もしかしたら布だけじゃないのかもしれません。

 

 

 

 

 

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